かつて「予約が取れないスイーツビュッフェの聖地」として君臨していた、ウェスティンホテル東京の「ザ・テラス」。
特に1月から始まるストロベリービュッフェは、予約開始とともに数分で1ヶ月分が埋まるのが当たり前でした。
しかし、2026年現在。
実際に再訪してみると、かつての狂乱とは異なる「今のウェスティン」の姿が見えてきました。
「最近のウェスティンってどうなの?」「値上げに見合う価値はある?」
そんな疑問に答えるべく、コロナ前(2020年)の記憶と比較しながら、徹底レポートします。
結論から言うと、サービス面は劇的に向上しましたが、コスパと「特別感」には変化が起きています。
予約の壁が消えた?「前日予約」が取れる現在の状況
かつてのウェスティンを知る人なら信じられないかもしれませんが、今回の苺ビュッフェ、私は前日に予約を取りました。
昔は「苺シーズンが始まったら速攻で予約をする。ダメ元で電話してみる。」のが常識。それが今や、前日でも空きはあり、テーブルやカウンターなどの席も選べました。
昔はダメ元で電話して、カウンター席になんとか押し込んでもらっていたのに…。
予約のハードルはだいぶ下がったように感じます。
料金比較:2020年 vs 2026年 コスパは本当に悪くなった?
ここで、気になるお財布事情を分析してみましょう。
| 項目 | 2020年(コロナ前) | 2026年(現在) | 値上げ率 |
| 料金 | 約4,800円 | 約7,500円 | +56% |
2020年当時は5,000円を切る価格で「最高峰のスイーツ」が楽しめましたが、現在は1.5倍以上の価格設定になっています。
この価格上昇が、予約の取りやすさ(客層の選別)に繋がっているのは間違いなさそうです。
後ほど詳細をレビューしますが、スイーツの種類・クオリティはあまり変わっていません。
となると、「昔ほどのお得感は薄れてしまったかな」というのが正直な感想です。
スイーツの比較:2020年 vs 2026年
2020年(コロナ前)
昔のウエスティンのデザートたちです。詳しくは忘れてしまったのですがコロナ前に行ったときの写真です。
見た目からもう既に美味しいのが伝わりますよね。
この高クオリティなスイーツが食べ放題ってのは素晴らしい!!





2026年(現在)
今のウエスティンのスイーツたちです。
見比べてみるとほとんどクオリティに差はないように感じます。
実際食べてみると、とても美味しかったですが、昔と比べて値段が上がった分のクオリティは上がっていないと思いました。




改装後の内装:フルフラット化と雰囲気の変化
2023年の大規模リニューアルを経て、店内の雰囲気も一変しました。
バリアフリー化の恩恵
以前は各テーブルの前が段差になっていたりと、ビュッフェ台に行くまでに、ちょっとした「段差」が結構ありましたよね。
現在はフルフラットになっており、入口から席に座るまですべて同じ高さになっています。お皿を持って歩く際の安心感は格段に増していると感じました。
重厚感 vs モダン
内装は、以前の「ヨーロッパの古き良き邸宅」のような重厚な雰囲気から、少し明るくモダンな印象に変わりました。
個人的には昔の重厚感のある雰囲気の方が好きでした。今は一般受けがよさそうな感じはあるのですが、その分ちょっと安っぽく見えちゃうかな(笑)
これが今のウエスティンホテルのテラスの雰囲気です。

【実戦】行列を回避する「サブスイーツ」戦略
ウエスティンのビュッフェの配置はこんな感じです。

メインスイーツは2020年と2026年のスイーツ比較の時の写真たちです。

これはサブスイーツたちです。苺のシーズンとは関係なくオールシーズン提供しているスイーツになります。
また、その横には3種類の苺とフルーツが置いてありました。

今回、入店30分前に到着したのですが、既に席案内は始まっており、席に案内された人からメインスイーツの待機列に並んでました。
かなりの行列で、ビュッフェがスタートしてから20分以上は何もできないと判断しました。
ここで「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視した立ち回りを提案します。
私はあえて、誰も並んでいない「サブスイーツ」から攻めました。
メインレーンに並んで20分消費するよりも、まずは空いているレーンでデザートや苺などのフルーツを確保し、行列が落ち着いた頃にメインを取りに行く。
この戦略のおかげで、一度もストレスを感じることなく食事をスタートできました。
サブと言ってもスイーツも十分クオリティは高く、他のデザートビュッフェでは主役を張れるレベルのものばかりでした。
サブスイーツに並んでいる人は全くいなく、私がならび始めてから後ろには何人か並び始めました。このサブスイーツ戦略を知っているだけでスタートダッシュが全然違ってきます!!
ぜひ狙って見てください。
現場で発見!おにぎりコーナーの「2種盛り」裏技
今回のビュッフェで最大の収穫だったのが、おにぎりコーナーでの体験です。
一回につき2個握ってくれるシステムなのですが、具材の種類はなんと9種類。
色々食べてみたいけど、おにぎりでお腹いっぱいになるのは勿体ない…。

そこで店員さんに相談してみたところ、驚きの回答が。
「1個のおにぎりに、2種類の具材を混ぜて握ることもできますよ!」
私は欲張って「和風ツナマヨと明太子」と「卵黄味噌漬けおかか和えとコーンビーフクリームチーズ」の2個(4種類)をお願いしました(笑)
この情報は公式サイトには記載されていないので、このブログを読んだ方のみ知る情報です。
こちらも是非試してツウっぽく振舞ってください!
全体の評価:進化したサービスと、高品質なスイーツ
サービス質は「最高レベル」へ
以前は「飲み物が来ない」「皿が下がらない」「店員同士でしゃべってばっかり」といった料理のクオリティは高いけど、スタッフの質は高級ホテルのものとは思えないものでした。
しかし、現在のスタッフの質は非常によくなっています。
お皿を下げるタイミングも完璧でしたし、接客態度も丁寧で心地のいい空間になっていました。
スイーツと軽食のクオリティ
正直な感想を言うと、スイーツのクオリティは昔と変わらない。いい意味で高品質が維持されていました。ウエスティンに来ないと食べれないようなスイーツがいっぱいでこれだけで来る価値はあります。
そんな中で一番おすすめしたいのがフレンチトーストです。
バーカウンターの後ろのほうにソフトクリームやミニパフェを提供しているエリアがあるのですが、そこでひっそりと提供しています。
ひたひたのフレンチトーストが美味しく、誰も並んでいないので結構見落としがちですが、是非食べてほしい一品です。
また、甘いものの合間には必要なしょっぱい食事系。
担々麵はそこそこ辛く、口のリセットにはもってこいです。
唐揚げは片栗粉(?)の衣を使っているからか、サクサクで油っぽくなく、冷めても美味しくいただけました。
食事系のものも十分なクオリティですので、甘いものの合間にぜひ!
まとめ:2026年のウェスティンは「誰におすすめ」?
かつての「安くて美味しくて予約困難な聖地」から、現在のウェスティンは「高価だが快適で、質の高いサービスを受けられる大人の空間」へと変貌を遂げました。
- おすすめの人: 快適なサービスを重視する人、並ばずに高級感を楽しみたい人、おにぎりのカスタマイズを楽しみたい人。
- 注意点: 昔のコスパを期待しすぎないこと。
値上げは痛いですが、その分「ゆとり」を買っていると考えれば、今のウェスティンも十分にアリな選択肢だと言えるでしょう。

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