✅ 結論:雷が鳴るのは、空気が一気に膨張して「音」が生まれるから!
雷の「ゴロゴロ」という音、どうして聞こえるのでしょうか?
その理由は、稲妻が発生したときに、**空気が一瞬で膨張し、爆発のような衝撃波(音)**が生まれるためです。これが「雷鳴(らいめい)」と呼ばれるもの。
では、そもそも稲妻はどうして起きるのか?
雷の発生の仕組みと音が鳴る理由を、親子で一緒に学べる内容で解説します。
🌩️ 1. 雷が発生する仕組みとは?
雷は、大気中の電気の流れによって発生します。以下の流れで起こります。
● 雷ができるステップ(図解あり)
【ステップ1】積乱雲が発達する
湿った空気が上昇し、積乱雲が形成されると、雲の中に正と負の電気がたまっていきます。
【ステップ2】電気のバランスが崩れる
雲の中や地面との間で**電位差(でんいさ)**が大きくなり、空気が耐えきれなくなると電気が放電。
【ステップ3】稲妻が走る
放電が起こることで、光(稲妻)が一瞬で走ります。
【ステップ4】雷の音が鳴る
電気のエネルギーで空気が急激に熱され、空気が爆発的に膨張し「ゴロゴロ」という音が響きます。

👂 2. 雷の音が鳴る理由とは?
雷の音は、稲妻によって空気が一気に熱され、急膨張することで発生します。
温度はおよそ**30,000℃にもなり、その膨張によって衝撃波(音)**が発生。
さらに、「ゴロゴロ」「ピカッ…ドーン!」と音の聞こえ方が違うのは、光と音の速さの違いによるもの。
光は秒速30万km、音は秒速340mほどなので、遠くの雷は「あとから音が聞こえる」のです。
☔ 3. 雷が鳴るときの安全な行動とは?
雷が鳴ったとき、以下のような行動をとると安全です。
- ✅ 建物の中に避難する(車の中でもOK)
- ✅ 木の下には入らない(雷が落ちやすい)
- ✅ 金属製のものに触らない(傘やゴルフクラブなど)
「雷が鳴ったら家の中へ」が基本。
雷鳴が聞こえるうちは、まだ落雷の危険があると思って動きましょう。
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🧠 まとめ:雷の音は自然の放電が作る音だった!
- 雷の音は、稲妻によって空気が爆発的に膨張することで生まれる
- 雷は、雲の中の電気の偏りから放電が起きて生じる
- 音と光のズレで、雷が「あとから鳴る」ように聞こえる
- 安全な場所に避難し、雷が鳴っている間は注意を!
自然現象は知るともっと面白くなります。
お子さんにもわかるように、一緒に自然の仕組みを学んでみてくださいね。
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