1. 【結論】チンチロリンの金額期待値は「約487円」、ほぼ定価!
チンチロリンで出た目に応じて、無料や割引、倍額のドリンクが提供されます。
ルールだけを見ると「お得そう」に思えますが、実際の支払い額の平均は約487円。
これは通常価格450円のドリンクと比べて、わずかに高くなる計算です。
つまり、金額的には「損もしないが、大きく得もしない」のが実情です。
ただし、提供されるドリンクの量は平均1.5倍と増える傾向があり、コスパは悪くありません。
さらに飲みパスと併用すれば、支払い上限が抑えられ、割高リスクも小さくなります。
楽しさと量を重視するなら、トライしてみる価値はあると言えるでしょう。
2. チンチロリンのルールを正しく理解しよう
チンチロリンは、串カツ田中で注文時に2つのサイコロを振るドリンク企画です。
出た目によって、無料・半額・倍額など、料金とサイズが変わります。
ルールは以下の通りです:
- 【1と1】:無料+メガジョッキ(700ml)
- 【2〜6のゾロ目】:無料+通常ジョッキ(350ml)
- 【偶数】:半額(225円)+通常ジョッキ
- 【奇数】:倍額(900円)+メガジョッキ
串カツ田中https://kushi-tanaka.com/menu/drink
今回はこのルールをもとに、「金額」と「提供量」の両方から期待値を検証していきます。
3. サイコロ36通りの出目を分類して確率を出す
2つのサイコロを振ったとき、出目の組み合わせは全部で36通りです。
このうち、ピンゾロは【1,1】の1通りだけ。
2〜6のゾロ目はそれぞれ1通りずつ、計5通り存在します。
偶数合計(例:2+4、4+2など)は14通り、奇数合計は16通りです。
出目 | 通り数 | 確率(%) |
---|---|---|
ピンゾロ | 1 | 約2.8% |
ゾロ目(2〜6) | 5 | 約13.9% |
偶数合計 | 14 | 約38.9% |
奇数合計 | 16 | 約44.4% |
この確率をもとに、支払額と提供量の期待値を分析します。
4. 期待値とは?ゲームの平均結果を予測する数字
期待値とは、確率が関わるゲームやくじ引きで、
「長い目で見たときに平均してどれくらい得をするか」を表す数字です。
一般的な期待値の計算方法は、
「それぞれの結果の値 × その結果が出る確率」をすべて足し合わせることです。
例えばサイコロを振る場合、
1が出る確率は1/6で、1の値は1。
2が出る確率も1/6で、2の値は2。
このように、すべての結果の値と確率の積を合計すると、
「サイコロを振ったときの平均値(期待値)」が求められます。
チンチロリンの場合も同じ考え方で、
支払額や提供量の期待値を計算しています。
5. 金額の期待値は「487円」=実はやや損!
対象ドリンク価格を450円として、支払額の期待値を計算してみましょう。
- ピンゾロとゾロ目(計6通り):0円(無料)
- 偶数合計(14通り):225円(半額)
- 奇数合計(16通り):900円(倍額)
これを元に支払額の期待値を出すと…
(0円×6/36)+(225円×14/36)+(900円×16/36)=約487円
つまり平均支払額は約487円。
450円より37円ほど高く、金額的には微損という結果になります。
6. 提供量(ml)の期待値は「約515ml」で約1.5倍!
次に、提供されるドリンクの量から期待値を計算してみましょう。
- ピンゾロ/奇数合計:メガジョッキ=700ml
- ゾロ目/偶数合計:通常ジョッキ=350ml
出目ごとの量をかけ合わせて合計すると…
(700ml×17/36)+(350ml×19/36)=約515ml
通常ドリンク(350ml)と比べて約1.47倍の量が期待できる結果に!
「量」で考えると、かなりお得な仕組みになっています。
7. 金額 vs 量 = 1mlあたりのコスパで見るとお得!
最後に、支払う金額と提供される量を比較して、コスパを算出します。
- 通常:450円で350ml → 1mlあたり約1.29円
- チンチロリン平均:487円で515ml → 1mlあたり約0.95円
→ 約27%のコストダウン!
「同じお金でたくさん飲みたい」という人にとっては、実質的には得していると言えます。
8. 飲みパス併用で“損しにくい遊び”に変わる!
チンチロリン最大のリスクは「倍額(900円)」になること。
しかし「飲みパス」を使うと、450円のドリンクが250円で注文可能になります。
この条件で期待支払額を計算すると、約271円となり、通常価格450円に比べて大幅に安くなります。
つまり、チンチロリンの「倍額900円」のリスクも実質的に抑えられ、損する可能性が減るのです。
また、提供されるドリンクの量は平均約515mlのまま変わらないため、
1mlあたりのコストは飲みパス併用で約0.53円にまで下がります。
通常の450円で350mlのドリンクは、1mlあたり約1.29円なので、
飲みパス+チンチロリンの組み合わせは約59%もお得になります。
飲みパスと一緒に使うことで、チンチロリンは「損しにくく楽しめる遊び」に変わるのです。
飲みパスとチンチロリンは併用できるのか
👉串カツ田中の飲みパスとチンチロリンは併用できる?お得に飲む裏ワザを徹底解説!
9. まとめ:チンチロリンは“コスパ型くじ引き”。飲みパスと一緒に楽しもう!
チンチロリンは金額的には微妙でも、量の期待値が高く、楽しめる仕組み。
飲みパスを活用すれば、割高リスクも抑えられて一気にコスパが改善します。
“ゲーム感覚で楽しみながら、量もしっかり飲みたい”という方にはぴったりの制度です。
串カツ田中に行くなら、ぜひチンチロリン×飲みパスを試してみてください!
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